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井東 敬子(リードクライム株式会社)

水あそび、どろんこあそび、生きものとあそぶ

井東 敬子

どんな講座?

乳幼児向けの野遊び講座ですが、こどもは保護者と一緒でなければまだ何もできない年齢です。「どんぐり拾ってみましょう」と言っても、拾って母親に見せに行きます。「食べるよ」「匂い嗅ぐよ」と言ってもこどもには意味が通じない。母親が翻訳してこどもに伝えることが必要です。実は保護者向けの野遊び講座ではないかと思います。

どんな保護者が対象?

砂場や遊具以外で遊ばせたいけど自分がやったことがないから方法がわからないという方。ダンゴムシやミミズを触ったことがない方。そして「土はきたないから触っちゃだめ」と言う方。都会にもたくさんあるセミの抜け殻を見たことがないという方。そのような方々にこそ興味を持ってもらいたいと思います。

触れますか?

「はいダンゴムシどうぞ」と差し出すと、「○○ちゃん触りなさい」とこどもに言うだけで母親は絶対に触りません。でも「お母さんどうぞ。お母さんが触らないとこどもも触りませんよ」と渡すと母親が触っているので安心してどんどん触るようになります。また、参加者の表情が講座3回目くらいから変わっていきます。この講座に参加しているときは汚しても良いし、何をしても良い。今まで見たことがないこどもの表情を見て保護者は「わーこれが自分のこどもの姿だったんだ」と生き生きしてきます。

参加者の感想は?

「遊びが変わりました」と言われます。いつもの公園に行ったとき、好きだった遊具は使わず、葉っぱや枝に触れ、匂いを嗅いだりするそうです。保護者も回を重ねるごとに、肩の力が抜けて、こどもと一緒に遊んでいるように見えます。

都会の自然体験は?

毎日の暮らしの中でできることこそ大事だと思います。「今日は落葉が落ちたね」「花が咲いたね」「キンモクセイのいい匂いがするね」と季節を感じることが大切です。他人まかせにしないで、こどもと身近な自然を楽しめば良いと思います。都会にもチョウチョもトンボもいます。ほんとにたくさんの生きものがいるので、目をこらせば、いろいろなつながりも見えてきます。月に1回の自然体験ではなく、身近なところで毎日というのが、小さいこにとって大事です。

伝えたいことは?

「なぜこどもは冬でも水遊び好きか?」と聞かれたことがあります。「本能です」と答えました。「人間は400万年前も自然の中で暮らし、土と水と太陽を必要としている。だから、お日さまの下で土や水に触っていると落ち着きます。こどもは本能的に生きているから、そういうものを触るのが大好きです。いっぱい遊ばせてあげてくださいね」と説明しました。そのとき、理論と目の前の育児がつながったようです。保護者は「遊ばせているだけではだめ」と思いがちですが、自然と人間のつながりが理解できれば、親子でもっと自然を楽しめると思います。

バナー(環境フェアバックパネル)

2018年6月3日(日)に第11回江東区環境フェアが開催されました。ご来場いただきました皆様、また、ご協賛いただきました企業・団体の皆様に厚く御礼申し上げます。

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